☖6五歩早仕掛け 対 玉頭銀
四間飛車至上主義でもおすすめしている玉頭銀
【四間飛車至上主義 P142】と似た局面が実践で登場し、本に記載されている手順とは少し異なる展開になったため、その点を検討していく。
【基本図】
後手が☖9四歩と税金を支払っている間にここで☗4五銀出が本でおすすめしている攻め方 (居飛車側の形は若干異なる)
以下、四間飛車至上主義で紹介されていた成功例を記載する。
☗4五銀 ☖8六歩 ☗同 歩 ☖6五歩 ☗3四銀 ☖6六歩
☗7五歩 ☖8四飛 ☗6六飛 (途中図)
【途中図】
☖同 角 ☗ 同 角 ☖3三歩 ☗7四歩
☖同 飛 ☗2三銀成 ☖同 玉 ☗5六角 (結果図)
【結果図】
結果図となると王手飛車が決まり、先手優勢となる。
そこで本局の相手は☗2三銀成に☖同玉と取らずに☖4二玉と寄った (第1図)
【第1図】
正直☗2三成銀が居ることで2筋側にはもう逃げられないことを考えると振り飛車側が戦いやすいと思っていたが、意外に次の手をどうしようか長考した。
本譜は☗8三角 ☖7九飛成 ☗7四歩としたが、これが悪手 (第2図)
【第2図】
以下 ☖6九飛と角取りと金取りに打たれる筋は気にしていたが、金銀を手にしたところで端から逃げられ、速度でこっちが勝てるんじゃないか?と思っており、本局もその通りにはなったが、局後の検討では第2図以下
☖6九飛 ☗7三歩成に冷静に☖同 銀と取られるとなんでもない (第3図)
【第3図】
以下はこちらに攻める手段も守る手段もなく居飛車側が優勢となる。
では第1図以下でどう指すべきだったか?
以下一例だが、
☗7七桂 ☖6五歩 ☗同 桂 ☖同 桂 ☗8三角 ☖7九飛打
☗7四角成 ☖同飛成 ☗8一飛 ☖6四角 ☗4六歩 ☖5一銀 (第4図)
【第4図】
☗7五歩 ☖7二竜 ☗8五飛成 (結果図)
結果図となり、評価値的には振り飛車優勢。駒の働きは振り飛車が良い局面であり、指しやすい局面かと言われると私の目から見るとまだ微妙な形勢と判断してしまう。
【結果図】
途中☖5一銀のところで☖7九竜と入ってくる手には、
☗3三成銀 ☖同 桂 ☗同角成 ☖同 玉 ☗4一竜がある (第5図)
【第5図】
☖5一金とすると、☖3一の銀に角の紐が付いているため竜が死んだかのように見えるが、
☗2五桂 ☖4四玉 ☗4五金 ☖5三玉 ☗3一竜で銀を取りつつ竜は生還できる (結果図)
【結果図】
話は遡るが、【第1図】での局面は☗7七桂が飛車成を防いだ最善手となる。
他にも検討する局面はいくつかあるが一旦一つのパターンとして本記事はこれまでとする。
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