先手へな急 対 後手三間飛車
はじめに
本記事では、私の先手へな急 対 後手三間飛車の対局振り返りです。
私が居飛車を持っているので先後逆の局面で解説しております。
前提
振電3のエンジンを使用して検討しています。
参考
検討内容
ここ最近対三間飛車に対してもへな急を採用し始めたのだが、まだまだ勉強中のため手順があやふやのため、改めて振り返りとする。
テーマ図ではお決まりの☗4五歩と仕掛けて、☖同 歩と素直に応じてきた場面。
【テーマ図】
ここで☗2四歩の突き捨てを入れてから☗4五桂と跳ねるのが定跡。
手順を示すと
☗2四歩 ☖同 歩 ☗4五桂 ☖2二銀
☗6六角 (途中図)
【途中図】
☗6六角に対して☖4二飛なら
☗2四飛 ☖2三歩 ☗3四飛 ☖3三歩
☗4四飛(途中図) ☖4三金 ☗5三桂成 (結果図)で居飛車優勢となる (評価値+1367)
【結果図】
つまり、途中図では☖同 飛と取るしかないが以下
【途中図】
☗同 角 ☖4三飛 ☗5三角成 ☖同 金
☗同桂成 ☖同 飛 ☗3二飛 (結果図)
【結果図】
結果図以下は
☖3一角なら☗4一金
☖5二飛なら☗4二歩とする。
この変化はへな急本にも載っている変化。
今回実践でやられた変化についても見ていく。
途中図で☗4六角と打った局面。
【途中図】
ここで☖4六角と飛車取りに打ってきた場合。
以下☗2九飛とし、ここで以下分岐
☖4二飛 (先手有利/評価値+344)
☖4四歩 (次善/評価値+247)
☖1二香 (最善/評価値+216点)
☖4二飛
【第1図 ☖4二飛】
☖4二飛に対しては☗2三歩と叩く。
以下
☖同 銀なら☗3三桂成 ☖同 桂 ☗3三角成で先手有利 (第2図 評価値+328)
【第2図】
☖4五飛なら☗2二歩成 ☖2五飛 ☗同 飛
☖同 歩 ☗4一飛 ☖1九角成 ☗3二と (第3図 評価値+747)
【第3図】
☖4四歩
【第4図 ☖4四歩】
これには素直に☗同 角とする。
ここで☖4二飛なら☗4三歩 ☖同 金 ☗5三桂成 ☖4四金 ☗4二成桂で先手優勢
(第5図 評価値+868)
【第5図】
☖4二飛と回ると居飛車が優勢になるため、第4図では☖4三金 (途中図)
【途中図】
以下ここでも☗5三角成とばっさり角を切る。
☖同 金 ☗同桂成 ☖3三飛 ☗5四成桂
☖3八角 ☗3九飛 ☖6五角成 ☗5六金
☖5四馬 ☗4六金 (第6図)
【第6図】
この変化は振り飛車側に馬を作られるが、局面が収まって形勢互角 (評価値 +253)
☖1二香
第7図の☖1二香はぱっと見なんだ?と思うかもしれないが、☗2三歩 ☖同 銀 ☗1一角成の時に香を取られるのを消している手となる。
【第7図】
第7図以下の指し手
☗7七桂 ☖4二飛 ☗6五桂 ☖4五飛
☗2二角成 ☖5五角 ☗同 馬 ☖同 飛
☗5六銀 ☖2五飛 ☗同 飛 ☖同 歩
☗4一飛 ☖2九飛 (第8図)
【第8図】
第8図となって居飛車有利 (評価値 +342点)
ここで形勢判断してみると
駒の損得: 先手桂損 (歩損)
駒効率: 駒損はしているがすぐに飛車で桂香を取り返せる先手が良い、かつ桂馬を手にすれば端攻めが可能、☗5五角から☗7四桂の筋も生じるため先手が良い。
玉の堅さ: 後手だが、駒効率の差で陣形は崩せそうなので互角。
つまり、わずかではあるが先手が有利という判断なのかなと思う。
まとめ
若干本とは異なる手順をいくつか検討してみたが、最後まで見てみると次善手の☖4四歩の方が局面が収まっている、馬を作られているという状況で個人的にはやられると嫌な展開かなと思う。
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