Site Mark
将棋MAP

四間飛車党のわたしが初手☗7八飛戦法を研究する訳

2025年11月9日に投稿
1
棒子の骨子(記事のポイントまとめ)
骨子1図は☖7二金まで
骨子2図は☖3二飛まで
骨子3図は☗7八飛まで
骨子4図は☖3二飛まで
2
第1図は☖4二飛まで
鏡指しは打開が大変だ
 初手からの指し手①
☗7六歩 ☖3四歩 ☗6八飛 ☖4二飛
               (第1図)
 四間飛車党のわたしは、先手番では☗7六歩~☗6八飛と言う序盤を指す。相振り飛車では角道を止めない形や角交換型を好んでるから、3手目は☗6六歩ではなく☗6八飛にしている。
 角道止めない指し方をやってて嫌なのは、相手も角道止めて来ない時だ。☖4二飛はそこそこ多い手と言う印象だが、これだと角道止めてくれないだけじゃなく、鏡指しになってしまう。
 先手が後手に「打開できますか?」と言う問いを出題されている。で、出来るんですか?
お互い不満な相四間
3お互い不満な相四間
第2図は☖7二金まで
参考1図は☗8八銀まで
角交換は手損
 第1図からの指し手
☗8六歩 ☖2四歩 ☗8五歩 ☖2五歩
☗3八金 ☖7二金 (第2図)
 角交換になりそうな形だから、お互い向かい飛車に振り直す事考えて駒組みする。角交換型では、圧倒的に向かい飛車が扱いやすいと思う。
 ただし、☗3八金にかえて☗2二角成とするのは、☖同銀☗8八銀(参考図)の様に先手の一手損になって失敗する。
 お互いに自分からは角をかえたくない。
 しかし、角が居るままだと飛車振り直せないし、銀も動けない。
4
結果1図は☖7三銀まで
参考2図は☖8七角まで
右辺の駒を使って行くが・・・
 第2図からの指し手①
☗2八銀 ☖8二銀 ☗3六歩 ☖7四歩
☗3七銀 ☖7三銀 (結果1図)
 自分から角交換しないと、左辺の駒をこれ以上動かしづらいから、☗2八銀~☗3六歩で矢倉に組んで行く。後手は鏡指し続行だ。
 結果1図は、そろそろ左辺の駒を使いたいがそれも難しいと言う所。例えば☗7七角~☗8八飛で飛車の振り直しを目指すのは、☗7七角に☖同角成☗同桂☖8七角(参考2図)で失敗。
 ☗7七角は、手損せずに角をどかす手筋だが、この局面では上手く行かない。
5お互い不満な相四間
結果2図は☖3五歩まで
そもそもの話
 この様に、鏡指しのまま矢倉に組み合う展開でも先手の打開が難しいと思うのだが、後手が望むなら鏡指しを止める事もできてしまう。

 第2図からの指し手②
☗2八銀 ☖3五歩(結果2図)
 その方法が結果2図の☖3五歩。角交換型の相振りでは、この筋の位取りは矢倉を阻止する意味があって結構頻出だ。
 こうなってしまうと、先手はそもそも矢倉にも組めない。同型だけでも難しいのに、後手から同型を崩す有力手があるから、相四間は先手不満ではないかと思う。
 ただ、個人的には、こう言う将棋は後手としても不満だと思っている。好みではないと言うだけなのだが。左の銀が使いづらいのが面白くない。
6
第3図は☖3二飛まで
後手から相四間を避ける
 というわけで、先手でも後手でもわたしは相四間を避けたい。
 まずは後手番の話から。

 初手からの指し手②
☗7六歩 ☖3四歩 ☗6八飛 ☖2四歩
☗4八玉 ☖3二飛 (第3図)
 後手で☗6八飛の局面を迎えた時は、☖2四歩~☖3二飛と指す事にしている。四間にせずに三間にするのだが、一回☖2四歩するのが工夫。
 ☗2二角成~☗6五角の筋をケアしないと行けないのだが、☗6五角の時に☖2四歩突いてあった方が得である。
事情が違う後手三間
7事情が違う後手三間
参考3図は☖5四角まで
第4図は☗3八金まで
 第3図から、☗2二角成☖同飛☗6五角には、☖5四角(参考3図)で後手も戦える。解説は割愛するが、☖2四歩の効果が大きい。

四間vs三間に進むと
 第3図からの指し手①
☗8六歩 ☖4二銀 ☗8五歩 ☖8二銀
☗2八銀 ☖2五歩 ☗3八金 (第4図)

 後手は☖4二銀上がれるのが主張で、先手の☗7九銀が使いにくいから対比になる。
 先手は右辺の駒動かすしかないから、やはり矢倉を目指して行く。相四間の時の様に、相右矢倉に進むとどんな違いが出るだろうか。
8
第5図は☖6二玉まで
結果3図は☖3六歩まで
相右矢倉と打開
 第4図からの指し手
☖7四歩 ☗3六歩 ☖7二金 ☗3七銀
☖7三銀 ☗5八金 ☖6二玉 (第5図)
 同型だ。先手はとりあえず囲って行くが。

 第5図からの指し手
☗3九玉 ☖4四歩 ☗7七角 ☖3五歩
☗同 歩 ☖同 飛 ☗8八飛 ☖3六歩
               (結果3図)
 三間飛車なので、☖4四歩と止めた時に☖3五歩の継続手がある。これで打開になる。
 結果3図まで☗8五歩を守った手順だが、一本☖3六歩が入って後手ペースか。
9事情が違う後手三間
第6図は☗7五歩まで
第7図は☖6二金まで
後手の矢倉を阻止する手順
 今度は、第3図に戻って先手が☗7五歩の位を取る順を。

 第3図からの指し手②
☗8六歩 ☖4二銀 ☗8五歩 ☖8二銀
☗2八銀 ☖2五歩 ☗7五歩 (第6図)
 後手は金保留してあったのを生かして、金無双に。☖7四歩突けないなら苺囲いより固い。
 第6図からの指し手
☖6二玉 ☗3八金 ☖7二玉 ☗3六歩
☖5四歩 ☗3七銀 ☖5三銀 ☗5八金
☖6二金 (第7図)
 ☖5三銀型に組むのが、☖4二銀の継続手。
10
参考4図は☖4二飛まで
結果4図は☖4四銀まで
三間なら打開ができる!
 矢倉だから第7図で☗4六歩も自然だが、それなら☖4四歩☗7八飛☖4二飛で4筋狙う格好にして、後手が打開に成功してそうだ。

 第7図からの指し手
☗3九玉 ☖3五歩 ☗同 歩 ☖4四銀
               (結果4図)
 しかし、☗4六歩を突かないなら☖3五歩~☖4四銀で、これも打開ができそう。

 二つの変化は一例だが、相四間と比べると、三間は動いきやすいと言うのは確かだと思う。
 後手番ではこの様に相四間を避ける。
11一手損でも振り直す 三間vs四間
結果5図は☗7八飛まで
6↓7戦法で打開
 次に先手番の話を。

 初手からの指し手③
☗7六歩 ☖3四歩 ☗6八飛 ☖4二飛
☗8六歩 ☖2四歩 ☗7八飛 (結果5図)

 先手番では、相四間になった局面から、☗8六歩~☗7八飛とする事にしている。一手損して先程の後手の指し方に合流させる。
 なお☖2四歩は鏡指しだが、☖6二玉や☖5二金左でも☗7八飛は成立すると思う。
 早くも結果図とするが、このまま三間vs四間で進めば、三間側は打開しやすいはずである。
一手損でも振り直す 三間vs四間
12
第8図は☖4二銀まで
鏡指しで相三間飛車になってしまった・・・
 初手からの指し手④
☗7六歩 ☖3四歩 ☗6八飛 ☖4二飛
☗8六歩 ☖2四歩 ☗7八飛 ☖3二飛
☗6八銀 ☖4二銀      (第8図)
 ☗8六歩~☗7八飛で相四間を避ける指し方に対しても、後手は鏡指しする事が可能である。これは相三間になってしまう。
 そして、これだと先手からの打開しやすさが変わって来ると思っている。

 ちなみに、この局面は初手☗7八飛戦法の変化に合流している。これがわたしが四間飛車党なのに☗7八飛戦法を研究する事にした訳である
わたしが初手☗7八飛戦法を研究する訳
13わたしが初手☗7八飛戦法を研究する訳
結果6図は☖2四歩まで
補足 初手☗7八飛戦法からの相三間
 最後に初手☗7八飛戦法の方の手順を確認する。

 初手からの指し手⑤
☗7八飛 ☖3四歩 ☗6八銀 ☖3二飛
☗7六歩 ☖4二銀 ☗8六歩 ☖2四歩
          (結果6図=第8図)

 これは同一の局面になってる。
 ここからの打開方法は研究し始めたばかりだ。

まとめ
 というわけで、相四間飛車を嫌がって、☖2四歩~☖3二飛や☗8六歩~☗7八飛の三間飛車振り直しの工夫を考えて行った結果、相三間飛車指す可能性が生じたと言う事です。

コメント

コメントを読み込む準備をしています
四間飛車党のわたしが初手☗7八飛戦法を研究する訳